6月病って知ってますか?
「それを言うなら5月病でしょう!」と思ったそこのあなた!そうです、症状としては同じものですが、今年は6月に発生することが危惧されており、6月病と呼ばれる現象が起きそうなのです。そのカラクリ・詳細についてお話していきましょう。
本記事の内容
- そもそも6月病って?
- なぜ6月に起きるの?
- ならないためにはどうすればいい?
6月病というのは、みなさんが思っている5月病と同じものです。メンタル不調をきたし、うつ病になったり、精神的に病んでしまったり、薬を飲んでやめられなくなってさらに悪化してしまったり・・・といったような精神的な病のことです。
ではなぜ今年は6月に集中してしまうんでしょうか?それはありましたね、5月のスーパーゴールデンウイークによる10連休。それによって5月病になる人が続出。このままでは余裕のない職場にその影響がドミノ倒しのように押し寄せてしまいます。
長期の連休明けは不調を訴えて出社できなくなる人が多い時期です。休みと仕事の切り替えができない人はもちろん、休み中に冷静に考えて自分の働き方はおかしい、これじゃだめだ、と感じる人もいます。逆に休めなかった人も他人と比べてやる気を失いやすいのです。
このように5月の10連休明けで出社できなくなった人の影響が徐々に職場中に広がり、6月に顕在化しかねないということなのです。
昨年の調査によると、連休明けの5月、20歳以上の男女の約7割が頭痛や倦怠感など何らかの不調を感じていたそうです。そしてそのうちの7割近く、全体で見ても約半数は6月になっても2週間以上の不調が続いたと言います。
今年は10連休だったため、そのような方が例年よりも続出しています。弁護士などにも連休明けに退職したいという相談が殺到したそうです。社畜でがむしゃらにやってきた方々が、冷静になって自分の人生を見直したときに、「おかしいな」と気が付いたんでしょう。私は社畜の方ほどこのような傾向が多いと思います。
ではこのようにならないためにはどうすればいいのでしょうか。
一言でいうと、
「社畜になるな」
ってことです。
特に責任感が強い管理職は気を付けなければなりません。メンタル不調は気づくのが遅れ、適切な対処ができないと重症化することもあります。甘く見てはいけません。本当に大変なことなのです。自分も周囲も「予兆」を見逃さないためにはどうしたらいいでしょうか。
連休明けの不調が連鎖的に蔓延する、職場のコミュニケーション不足で不調の顕在化が遅れる、今年特にリスクが高い6月病は「適応障害」が多いそうです。
「適応障害」とは、社会生活のストレスに対して3か月以内に反応し、急性に発症するのが特徴です。一方でうつ病は、数か月以上にわたるストレスのあとに徐々に発症するのが一般的です。
そして、深刻なうつ病ともなる6月病を引き起こしてしまう原因は
「我慢」
です。うつ病になるのはある程度我慢できる方なんです。まじめで完璧主義で責任感が強いタイプ、そのような方がなってしまうんです。なるほど、私は全部真逆です。我慢があまりできず、気持ちや態度に表れてしまいます。だから、人望などはあまりないかもしれませんが、出世欲は無いし、家族や自分が一番大事、会社はどうでもいい、くらいに思っているのでうつ病にはなったことがありません。昔、相当危険だったときも、どこかでその気持ちが根底にあったから大丈夫だったのだろうと思います。
みなさん、会社は、自分に何かあった時、自分が本当に困ったときには、何も知れくれませんよ。私はそのような人をたくさん見てきましたからよく分かります。結局自分の身は自分で守るしかないんです。これをぜひ、肝に銘じてください。
下記にメンタル不調のサインを載せました。どれかに該当していませんか?これを見て注意しながら、ある意味「適当に」働くことが大事です。
- 周囲から見てもイライラしている
- 些細なことでも間違いがないか神経質になり、自身や部下など周りの人の仕事や行動を細かく確認する
- 新しい方法などの「変化」が受け入れられなくなり柔軟性がなくなる
- 自分のいない間に何か問題があったらと心配になり職場や教室など自分のいる場所から離れなくなる
- 周囲の何気ない行動が否定的に見え、責められていると感じてしまう
- 月曜日なると調子が悪くなり休む
- 食べ物がおいしく感じられない、食べられなくなる
- 眠れない、眠りが浅い
いかがでしたか?
私も脱社畜を目指してこうして頑張っています。このように何かの目標を持つことも大事です。絶対将来自分はこんなとこに居ないでこうなりたい!こうなってやる!という目標を持ち、日々やるだけで気分転換にはもちろんなりますし、日々のモチベーションにもなります。社畜として嫌なことがあってもなんとかやっていけると思います。
お互い頑張りましょう!
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