もうすぐクリスマスですね!そして今年も残すところあとわずか。そこで今回は、「来年こそ転職」と考えている人、あるいは今後のキャリアプランを真剣に見つめ直そうとしている人に向けて、「年末年始をどう過ごすか」についての興味深い記事がありましたのでご紹介します。
年末年始は、あなたはどう過ごされますか?私はもちろん家族や親戚と過ごします。職場の忘年会・新年会には出ません。大して楽しくないし時間の無駄だからです。その時間を家族との時間や副業の時間に充てて自己研鑽したほうが長い目で見た場合によっぽど自分の財産になります。
クリスマスパーティ、忘年会、新年会など、多くの人とオフで話す機会が豊富になる方もいらっしゃいますよね。普段以上に「一緒に飲もうよ」と誘いをかけやすいシーズンであり、未知のコミュニティーのパーティに潜り込むチャンスもあります。
この機会を利用して、いつもはなかなか話せない人と「キャリア」について語り合い、情報収集をしてはいかがでしょうか。あるいは、興味がある業界の人が集まるパーティーなどに参加するのもお勧めです。
「友人の友人」を介してネットワークを広げる
ネットワークを広げる方法の一つに、「友人の友人と知り合う」というものがあります。
あなたはこのようなことができますか?私は得意じゃないですね。この前も仲の良い同期の知り合いと遊んだのですが、どうも慣れませんでした。ただ、コミュニティという場ならばありかもしれません。
私も、公務員時代は沢山の飲み会を企画しました。その時は色々な業種の方が居て、大変勉強になりました。合コンという場だったので、そもそもの目的が違いますが、合コンという目的だけじゃなく、人脈といった点で、今までその人たちとの関係が続いていたら、どれほど良かったでしょうと今更ながら思います。
でも別に今からまた始めてもいいんです。友人を通じて、後に顧客やビジネスパートナーになる人との出会いになるかもしれませんし、転職を視野に入れている人は、こうした「新しい友人」から、思いがけぬ出会いへつながっていく可能性もあります。
また、年末年始にはちょっとした「同窓会」が開かれることもありますよね。そうした場にも参加すると、久々に会った友人とビジネス面での共通点が見つかり、情報収集ができるかもしれません。
SNSやグリーティングカードで出会いを呼び込む
年末年始のお休みに入り、時間に余裕ができたときに1人でできる人間関係メンテナンス。それは、SNSでの友人検索です。
例えば、フェイスブックのタイムラインには友人の友人が表示されたり、投稿のシェアやタグ付けによって友人の友人の存在を知ったりすることがありますが、その人のページまで見に行く余裕は普段はなかなかないかと思います。
時間のある年末年始に、気になっていた「友人の友人」のプロフィルや投稿をチェックしてみてはいかがでしょうか。会ってみたい人が見つかったら、友人に「紹介して」と頼んでみたり、「○○さんの友人です」とダイレクトメッセージを送ってみたりする手もあるでしょう。
ちなみにですが、探したい人がいる場合、グーグル検索やヤフー検索で検索してもほとんど出てきませんが、フェイスブックで検索すれば簡単に見つかることがあるんです。
SNSで学生時代の友人の名前を検索すれば、長く会っていない人で、自分に近い業界、興味がある業界・企業で働いていたり起業していたりする人が見つかるかもしれません。あるいは会社を辞めた元同僚、以前の取引先の人なども探ってみると、「今はこんな仕事をしているのか。話をしてみたい」となるケースもあるでしょう。ダイレクトメッセージを送って旧縁を復活させてみてはいかがでしょうか。
「SNSは苦手」「ダイレクトメッセージを送るのはちょっと」という方は、往年の挨拶手段である年賀状を活用してみてください。単に送るだけでなく、「今、頑張っていること」「これから目指したいこと」などを記しておきましょう。思いがけない情報が寄せられるかもしれません。
そして「クリスマスカード」を送ることもありです。今送ればまだ間に合います!年賀状だと一度に大量に届くため、埋もれてしまいますがクリスマスカードはそんなことはありません。
年賀状とは違い、1枚だけ届くので目立ちます。また、年賀状は多くの中に紛れてサッと目を通すだけになりがちですが、クリスマスあたりの時期はすでに「仕事納めモード」に入っていて、カードのメッセージもじっくり読んでいただきやすいのです。
カードに書くメッセージでは、ビジネスとプライベート両方について、今の状況や今後の目標を伝えてみましょう。
メールやチャットツールが主流になった昨今、年賀状やグリーティングカードはむしろ新鮮にも感じられます。用意するのは面倒でも、その手間をかけることで縁がつながり、一生のお付き合いに発展させられる可能性もあります。
これまでのキャリアを細かく振り返っておく
転職活動を始めるなら、企業に応募する際、必ず「職務経歴書」を提出しなければなりません。いつ何時、思いがけないチャンスが訪れるかわからないもの。時間があるときに作成しておくことをお勧めします。
職務経歴書は、単にこれまでの所属・経験業務を書き連ねればいいわけではありません。それだけの職務経歴書では「この人の強みがよくわからない」と、書類選考段階で採用を見送られてしまうケースは非常に多いのです。これまでの経験をより詳細に思い出し、以下の項目を整理してみましょう。
・所属した会社・部署
・担当した業務、役割、ポジション
※プロジェクトの場合は、目的・規模・期間など
・挙げた成果と、成果につながった戦略策定や行動、工夫など
・これまでの経験で身に付けたスキル
以上の項目は、職務経歴書に記載するコンテンツとして活用できます。「成果」「身に付けたスキル」などは、「自己PR」欄などに記載することで、アピール効果が高まります。
重要なのは、「こんな成果を挙げました」だけでなく、そのプロセスを整理して、自分なりに「ノウハウ・ナレッジ化」し、できれば「メソッド化」しておくこと。
応募先企業が見たとき「前の会社のリソースがあったからこそできたのだろう」ではなく、「うちの会社でも再現してくれそうだ」と思ってもらえるかどうかに留意し、体系立てて整理しておきましょう。
このほか、「企業選びの軸となり得ること」「面接に進んだ場合、注目されること」も整理し、言語化しておくといいでしょう。例えば、次の切り口で考えてください。
・仕事においてどんな場面で喜び、やりがいを感じるのか
・仕事においてどんな場面で苦痛やストレスを感じるのか
・これまでの経験のうち、これからも活かしていきたいことは何か
・新しくチャレンジしてみたいことは何か
・仕事において何を大切にしたいのか、その優先順位はどうか
・今後どんな自分になりたいのか
上記を考えてみると、自身の「価値観」を再認識することができます。この「価値観」こそが、企業の面接、特に最終面接での採否を左右するものとなり得ますので、しっかりと見つめ直してみてください。
時間があるときに「失敗体験」を振り返っておくのもお勧めです。面接では、ときに「失敗した経験」と、「失敗をどうカバーしたか」「どのように立ち直ったか」「失敗から何を学んだか」を聞かれることがあるのはもう定番ですよね。
情報が入ってくる体制を整えておく
年末年始だからこそできること、それは「今後の抱負、将来ビジョンをしっかり語ること」です。日常でこれをするのは、「このタイミングでどうしたの?何かあったの?」と違和感を抱かれそうでためらわれますが、新年を迎えるタイミングであれば、熱のこもった発信もすんなりと受け入れられます。
「今年は転職する」とまで言わなくても、「こんなことにチャレンジしたい」「こういう姿を目指していきたい」とSNSなどで発信してみてはいかがでしょうか。
「それならこの人に会ってみては」「こんな集まりに参加してみては」「こんな会社が副業OKでこんな人を募集しているよ」といった情報が寄せられるかもしれません。
自分が求める情報が集まってくるような体制を、年始に築いておいてはいかがでしょうか。
情報は宝です。ホリエモンも情報を制する者が時代を制すくらいに仰っています。
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