面接はまず結論から、自己PRは1分で

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はじめに

あなたは、面接は好きですか?

私は好きというと語弊がありますが、決して嫌いでは無いです。

面接は初めて会う人に自分を見てもらう貴重な機会。

なかなか難しいかもしれませんが、私は普通におしゃべりをする気持ちで臨むことをお勧めします。その会社がダメだったとしても人生終わるわけじゃありません。気持ちはでっかく持ちましょう。

自己PR

書類選考に通過した就活生にとって、次の関門は面接

限られた時間内で、何をどうアピールすべきでしょうか。

面接官との対話には緊張感もあり、苦手意識を持つ学生が多いのが現状。

テーマは面接の段階によっても異なりますが、基本はやはり「自己PR」と「志望動機」でしょう。

最近はスマートフォンのビデオ通話を使った面接や人工知能(AI)を使った面接も登場していますが、まだまだ対面でのやり取りが一般的。

1次面接などの初期選考では、エントリーしてきた大勢の就活生をふるいにかける狙いがあります。そこでよく聞かれるのが自己PR。

ポイントは自分の長所と、長所を説明するための過去のエピソード。

注意したいのは、よくありがちな、

「あんなことを頑張った」

「こんなことも頑張った」

と羅列するだけでは不十分という点。

大事なのはそのエピソードに至った「根っこ」の部分。

すなわちその人の考え方や行動原理がにじみ出るような話し方を工夫すべきです。

自己PRは1分前後でまとめると、長くもなく短くもなくちょうど良いです。

立教大学キャリアセンターの藤原彩さんは

「まず結論を先に話し、それから『例えば』という言葉に続けて具体的なエピソードを話すといい」

とアドバイスしています。

「志望動機」で入社後の貢献度を示す

2次面接、3次面接と選考段階が進むにつれて、重視されるのが志望動機。

どんなに優秀な学生でも、仕事についての十分な理解がないまま入社してしまうとミスマッチに陥る可能性があります。

そこで企業は、

「当社でどのような仕事をやりたいですか」

「就職するにあたり最も重要視することは何ですか」

などと質問して確認しようとしますよね。もう定番です。

志望動機というのは、つまるところ、

「自分を会社に入れてくれたら、こんな利益をもたらすことができますよ」

という

「入社後に想定される貢献度を示す」もの。

人事担当者に「この学生と一緒に仕事をしたい」と思わせることが大切です。

ここでのポイントは、

「自分がいかにその会社に合う人材かを伝えること」

もうひとつは、

「業界や会社についてきちんと研究しているかどうか」

例えば広告代理店の営業担当になりたい場合。自分の「粘り強さ」がそこで役立つと思うのなら、過去の経験で粘り強さを発揮できたエピソードを話してみましょう。

一方で、面接の場では時おり、「予想もしない質問」が登場して学生を困惑させることがあります

例えば「好きな色は何か」「自分を動物に例えると何か」――。そんなときも大喜利みたいに「うまいこと言ってやろう、などと思う必要はない」と人材研究所の曽和利光社長。

どんな質問であっても、基本は「自己PR」や「志望動機」を聞かれているのだと考え、自分が伝えたい話に引きよせて切り返せばOKです。

また、面接には一般的な個人面接のほかに、複数の就活生が一緒に受ける集団面接があります。

私は集団面接が大嫌いです。就職したい企業である面接官にアピールするのに、なぜ他の応募者に聞かれないといけないのでしょうか。それがどうしても私は納得できません。

集団面接では、自分の受け答えに意識を集中していると、足元をすくわれるおそれがあるんです。他の就活生の回答について意見を求められるケースもあるからです。

他人が話しているときも気を抜かず、耳を傾ける配慮が必要なんですね。

これも面倒だなと私は思います。本来の自分が出せない気がします。

いずれにせよ、面接は学生の人となりを様々な方向から評価し、見極める場であるということを肝に銘じておきましょう。

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