何よりも簡単な健康法③ 爪もみ? ツボ マッサージ

さて、今日はどんな時でもできる健康法をお話ししようと思います。ツボやマッサージ、貼るテープ、などなど色々健康法は巷に溢れていますよね。でもやはり医学的にもきちんと証明されているものが良いですし価値があるって思います。

そんな私が自信を持ってお勧めするのは、

爪もみ健康法

です!

爪もみのやり方

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◆刺激する場所

「井穴」と呼ばれている

ツボは、爪のはえぎわから2mmほど指のつけ根側にありますが、その付近を押せばOKです。

◆刺激のやり方

手指の井穴のツボを反対側の手の親指と人差し指ではさみ、約10秒ギュっと押し続けます。刺激の強さはイタ気持ちいいぐらいで。

とくに順番はありません。ひととおり刺激しても、全部で2分以内ですみます。1日に、2〜3度おこなえばよく、5回はやりすぎとのこと。不眠でお悩みの方は、寝る前におこなうと効果的です。

ただし、気をつけることがひとつ・・・
それは「薬指は刺激しない」こと! なぜなら、薬指おねえさんは叱咤激励系。交換神経のほうを刺激してしまうのです。軽いうつや低血糖、だるい・眠いなどの症状に活を入れたい場合をのぞいて、ふだんはそっとしておきましょう。

 

自律神経の乱れが免疫力を低下させる

同じ環境にいても、カゼなどの感染症にかかる人とかからない人がいます。この違いは免疫力の違い。免疫は体内に入ってきた細菌やウイルスなどの異物や、体内で発生したがん細胞などをやっつける体の防衛機能で、これによってさまざまな病気から身を守ることができます。
免疫は、ストレスや不規則な生活、生活習慣の乱れなどがあると自律神経のバランスが崩れて低下します。そのため、健康を維持するためには、日ごろから自律神経のバランスを崩さないようにすることが大切です。

「爪もみ」の効果

改めて効果を説明します。

爪のはえぎわの両角には神経線維が密集する「井穴(せいけつ)」というツボがあり、東洋医学ではこのツボが自律神経を調節するポイントと考えられています。
爪もみは井穴を刺激する健康法で、ここを刺激すると自律神経に伝わりバランスが整います。それによって免疫力が高まり、血液の流れもよくなります。指先には毛細血管も密集しており、
爪もみの刺激はこれらの血管の血流を促すポンプのような役目も果たします。1日2~3回を毎日続ければ、血行が良くなり不調改善に効果があることが分かっています。

指によって効果が違う!

5本の指から生えている爪家族には、それぞれ受け持ちの器官があります。

・親指おとうさん→肺などの呼吸器
(アトピー性皮膚炎、セキ、ぜんそく、リウマチ、ドライマウス、円形脱毛症、ガンなどに効果的)


・人差し指おかあさん→胃や腸などの消化器
(潰瘍性大腸炎、クローン病、胃・十二指腸潰瘍、胃弱などに効果的)


・中指おにいさん→耳の症状
(耳鳴り、難聴などに効果的)


・薬指おねえさん→ふだんはもまない!
(軽いうつや低血糖、だるい・眠い等の症状に効果的)


・小指あかちゃん→心臓や腎臓などの循環器
( 動悸、腎臓病、頻尿、肝炎、手足のしびれ、ボケ、不眠、メニエール病、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、老眼、頭痛、肥満、生理痛、子宮の病気、更年期障害、 脳梗塞、自律神経失調症、うつ状態などに効果的)

気になる症状がある人は、対応する指だけ20秒間刺激するとよいそうです。複数ある場合は、いちばん悩んでいる症状で。とくに下半身を改善したい人は、手の指に加えて足の指ももむと効果的です。「爪もみ」を、ガンなどの病気治療に取り入れている病院もあるそうです。

じっくり3回もんでも1日6〜7分以内! お金もかからず副作用もない「爪もみ」健康法。すぐに劇的な効果が現れる人ばかりではなくても、血行が良くなり爪の色が美しくなるのはたしかです。冷えや不調をケアしたいけれど時間がない!という方は、毎日の通勤・通学時やお仕事の合間に(こっそり)爪をモミモミしてみては??

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