私が大好きだったラジオ番組がTBSラジオのものだったので、TBSラジオで働きたいと思い、新卒採用のTBSに書類を送りました。書類選考は何とか通過でき、意気揚々と面接に向かいました。もともと当時はテレビ志向の人が多い中で、私はラジオ第一だったので、その珍しさもあったのでしょうか。
当日はやはり緊張しましたね。2対1の面接でした。一人の方の顔は全く覚えていないのですが、もう一人の面接官の方は強く強く覚えています。何故かというと、その方は(あとで分かったことなのですが)、
ラジオパーソナリティー
だったのです!面接の際には色々と聞かれましたが、面接官はその時に、私がどれだけラジオ好きかを試したかったのかと思います。もし私がそのパーソナリティーの方のことを知っていたら、あるいは声だけで分かってコミュニケーションしていたら、面接も通過できたと今でも思っています。アルバイトの面接などではほとんど落ちたことがなかった私は面接が得意、というか好きでした。なので、下手な失敗をしなければ受かると本気で思っていました。ただ、今回は新卒採用面接の最初とは言え、準備が足りませんでした。致命的なミスでしたね・・・。
その方は朝の番組を担当していたので、「朝の番組は聴きますか?」と聞かれ、「あまり聞きません。」と答えてしまったのを今でも覚えています。
本当にラジオが好きならば、自分の好きな番組だけではなく幅広く聴いているはずですよね。ここも私の熱意が足りなかったと反省しております。
さてもちろん、面接は通過できず、さてどうしようかと思い、いろいろと探すことは続けました。そこで、ある番組制作会社と出会いました。それはTBSラジオの番組を作っている制作会社でした。残念ながら私の大好きな番組を作っている制作会社ではありませんでしたが、TBSラジオはTBSラジオなので働きたい気持ちはありました。
面接らしい面接もしたのか、どうだったか、あまり覚えていませんが、一回だけの書類と面接で雇ってもらえることとなったと記憶しております。この際、ラジオ制作に携われるならどこでもいいと思っていたのです。
私が採用されたのはどちらかというと、バラエティ系より情報・ニュース系の制作が多い会社でした。
そして、4月からそこでまずは試用期間は3か月間アルバイトとして雇ってもらえることとなったのですが、そこでまたドラマがあったんです。今回のブログをじっくり読んでいただければ、何があったのか想像できる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
次回をお楽しみに。
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