はじめに
国税局職員として採用された者は、まず埼玉県和光市の税務大学校というところで、研修を行います。
私の時はまず3か月、1000人以上で実施されました。つまり同期がそんなにいるってことなんですね。ただ、合う合わないがありますので、もちろん全員と仲良くなれることなんてもちろんないですが。
今日はその研修がコロナの影響でオンラインで行われることになったというニュースをご紹介します。
意外にやるな国税局
まさか、国税局がそのようなことが出来る環境がもう整っているとは思いませんでした。国は得てしてそういうのが遅いものなので、驚きです。
国税庁は4日までに、6日から税務大学校(埼玉県和光市)で予定していた新人研修を中止し、オンラインでの授業に切り替えると発表しました。
全国の国税局などで採用された約1100人が同校に集まり、税法などの講義を6月22日まで受講する予定でした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、地元からも大人数が集まる研修に不安の声があがっていました。
すでにおよそ900人が和光市の寮に入っていましたが、週明け以降に自宅に帰すということです。
大勢の国家公務員を集めて研修を行うことに対しては、地元の和光市長から
「大規模なイベントなどの自粛要請に反し、見直すべきだ」
などとする申し入れがあったほか、インターネットのSNSでも批判が相次いでいました。
しかし、税務大学校の岸英彦副校長は会見で、そうした批判が判断に影響したことはないとしたうえで、
「市民の皆さんに心配をおかけして申し訳ない」
と話しました。
また、最高裁判所も和光市の税務大学校に隣接する最高裁の研修施設で6日から1年間かけて書記官を目指す232人の研修を行うほか、2年コースの69人の研修を行う予定でしたが、3日夜、延期を決めたことを発表しました。今後は、感染拡大の状況を見ながら検討していくとしています。
最高裁は
「埼玉県や和光市からの要請に基づき、集合する形での研修は延期することにした」
としています。
税務大学校の寮
私も研修を受けたことがあるのですがそれはそれはすごい施設です。
綺麗ですし、寮も一人一部屋。風呂・トイレ付、冷暖房完備。
防音対策なども素晴らしいです。
そして、食堂の食事も美味しいし最高でした。
ただ、私は税法が好きになれず、落ちこぼれでしたが・・・。
でも、そこで班を作って、学校のようにクラス対抗で運動会をやったり、クラスの中でグループを分けて、討論をしたりするんですよね。
それはなかなか貴重な経験で、面白かったです。ずっと研修をしていたかったくらいです。
門限は確か22時とかだったと思いますが、それでも同期と飲みに行ったり、遊びに行ったりも出来ますし、今思えば、良い思い出です。
国税専門官という公務員試験、興味がある方は受けてみてください。
税務や税法が好きなら、やってけるはずです。
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