ついに、クレジットカード決済で「ポイント」ではなく、クレジットカード決済で、「仮想通貨」が溜まる時代が来そうです。
ブロックチェーン(分散型台帳)企業のGINKAN(ギンカン、東京・港)は25日、三菱UFJニコスと組み、飲食店でのクレジットカードの利用額に応じて暗号資産(仮想通貨)を発行する実証実験を始めたと発表しました。
三菱UFJニコスの社員と一部加盟店を対象に約1カ月行います。飲食店の送客支援などに決済データを役立てることになっています。
利用者はギンカンのグルメアプリ「シンクロライフ」上で、三菱UFJニコスのクレジットカードのウェブアカウントを連携します。
シンクロライフは人工知能(AI)が利用者の位置情報や料理のジャンル、ページの閲覧時間などを基に、お薦めの飲食店を紹介するSNS(交流サイト)アプリ。
7月からは加盟店で決済すると、QRコードを使って支払額に応じた仮想通貨を発行するサービスを始めました。カードの利用明細に決済が反映されてから15日以内に、アプリのウォレット(電子財布)に決済額の1~5%の仮想通貨がたまる仕組み。
ギンカンは2015年設立のスタートアップ企業。セレスやオリエントコーポレーションなどが出資しています。3月に三菱UFJフィナンシャル・グルー(MUFG)のスタートアップ支援プログラムに採択され、今回の実証実験に至りました。
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