パソナグループ傘下で保育施設などを運営するパソナフォスター(東京・千代田)は、保育の質を向上するための保育従事者向けの冊子を発売しました。
保育園や幼稚園の保育者が子どもの成長状況を把握できるようにします。
評価シートに答えることで、成長状況や保育環境を客観的に評価することが可能になります。
評価シートの分析サービスも提供します。
名称は「CRAYON BOOK(クレヨンブック)」。
0~5歳までの子どもへの接し方や能力の発達について解説しています。
価格は1冊税別3000円。本としては結構するほうだなと思うかもしれませんが、これとは別に評価マニュアルと評価シートが用意されています。
クレヨンブックの内容を踏まえて、子ども一人ひとりの成長の過程を評価、記録します。
マニュアルは1冊税別1500円。
シートは0歳児用と1~2歳児用が税別300円、3~5歳児用が税別400円となっています。
クレヨンブックを開発した琉球大学教育学部の韓昌完教授の研究チームが、評価シートの分析を担当。
分析結果を踏まえて子どもの個性や才能を育むためのアドバイスをします。
分析のサービス利用料は1回あたり税別5000円。
保育者が子どもとの接し方を振り返ったり、保育者間で子どもの情報を共有したりといった活用を想定。
子育て支援に関心の高い自治体や保育事業者に販売していく考えです。
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