ユニ・チャーム　紙おむつの定額サービス　共働き夫婦の需要

紙おむつ最大手のユニ・チャームが乳幼児が使う紙おむつを定額で使い放題とする保育園向けのサービスを始めたことが22日、分かりました。保護者がおむつを持参する保育園が多い中、その手間が省け、共働き世帯の夫婦の需要があると判断した形です。7月から本格導入を始め、既に13都府県の100カ所近くで実施しており、全国展開を目指します。

使い放題定額制は、服のレンタルや時計のレンタルなど、色々なサービスが出てきていますが、ついにおむつも来ましたね。

ただ、注意したいのは、これは保育園に向けられてのサービス。個人の家庭向けではないんです。

消費財メーカーが紙おむつのサブスクリプション（定額課金）サービスを導入するのは珍しいそうで、保育士の人材サービスを手掛けるベビージョブ（大阪市）と提携して実現したとのこと。

月額は週5回登園で0歳児が税別3000円、1歳児が同2800円、2歳児が同2500円。おむつの大きさは5種類用意。保育園の職員が在庫数をシステムに入力し、少なくなると業者が配送する仕組み。保育園向けのサービスで、導入している保育園以外の保護者は活用できない。サービスには使用後のおむつの処分は含まれない。

まず最初に法人に導入して、その状況などを鑑みてから、いずれ個人にも導入という時代が来るかもしれませんね。