みなさんは、物の名前などが分からないとき、その物の写真を撮って、グーグルで画像検索というのをやったことがありませんか?私はあります。でも、それで解決したことはありませんでした。例えば、いただいたスプーンやフォークがありまして、すごく素敵だったのでどこのブランドか調べようと思ってやってみたんですが、結局解決できませんでした。今日はそれとはちょっと別のベクトルなんですが、そういったことに関連する面白いニュースがありましたのでご紹介します。
写真や動画素材の取引サービス「PIXTA」を運営するピクスタは7月23日、ある写真と特徴が似ている写真を検索する「類似画像検索」機能の提供を始めました。
構図や色合い、雰囲気が似ている写真を自動的に検索し一覧表示します。利用者が適切なキーワードを思い付かない場合でも写真を探せるようにして利便性を高めました。
類似検索機能を使うと構図や色味が似た写真を検索できます。利用者がPIXTAのウェブサイトに手元の写真データをアップロードすると、写真データの特徴を自動的に解析してPIXTAの登録写真の中から似た写真を自動的に選び出します。
あくまで、「PIXTA登録写真の中から」ってことなんですね。要するにWEB全体で検索してくれるわけではないそうです。私は、グーグルの画像検索がもっと精度が上がってくれると嬉しいんですがね・・・。このPIXTAの機能とグーグルが提携でもして、画像検索の精度を上げてくれないでしょうかね。(^^;
さて、このPIXTA、例えば「テーブル越しに向かい合う男女を横方向から切り取った構図」「食卓」「落ち着いた色」などの特徴を読み取ります。 従来は利用者が考えたキーワードを基に検索する必要がありました。写真に付属する検索用キーワードは撮影者が主観で入力するため、必ずしも購入者の要件に合う言葉が付いているとは限らなかったんです。
テーブル越しに向かい合った男女の構図が欲しい場合でも、「夫婦」「食事」などとキーワードを指定すると様々な構図や場面の写真が検索され、思い通りの写真を検索するのが難しい場合があったんですね。
ピクスタは新機能を通じて、特定の写真と同様な写真が欲しいといった明確な検索ニーズに応える形です。写真撮影者が適切な単語を登録しなかったことによる販売機会損失も減らせるとみています。
まずインターネットなどから一般的に入手できる機械学習用のデータを使って新機能を開発しました。今後はPIXTAに登録済みの4000万点の写真やイラストのデータを学習させて機能を改良していきます。
メインの被写体の特徴に合った写真を検索できるようにして精度を高めるほか、イラストも探せるようにするとのこと。
登録写真が4000万点もあるってことにも驚きました。無料で使えるみたいですし、私も是非体験してみたいと思っています。
コメントを残す