4月から 楽天携帯 新プラン

携帯電話 iphone 楽天

はじめに

楽天は4月から本格参入する携帯電話の料金について、大容量のデータ通信で月額料金が2980円のプランを主力にする方針を固めました。

NTTドコモなど大手3社の現行料金の半額以下を目指します。

当面は先行投資で携帯電話事業は赤字の見通しですが、低価格を打ち出し大手から顧客を奪う狙い。大手も対抗策に出るとみられ、値下げ競争を促しそうです。

これはありがたいですね。ただ、私は格安SIM。それよりはやはり高いのでしょうか。詳しく見ていきましょう!

楽天が発表したプラン

楽天は月2980円の主力プランのデータ通信量を最終調整しており、なんと、

容量に上限を設けない

ことも検討しています。これはすごいですね。これだったら大量に楽天に乗り換えする人がいてもおかしくないくらい素晴らしいプランだと思います。

現在の大容量プランでみると、NTTドコモは上限60ギガで月6980円で、ソフトバンクが50ギガバイトで7480円、KDDI(au)はデータ容量の上限なしプランで7480円だ。

こう比較すると、大手3社がどれだけぼってるか分かるでしょう。高すぎるんですよ。皆さん気が付かずにどうして無駄遣いするのか私は可哀想に見えて仕方ありません。

大手3社の解約率

大手3社の顧客の解約率は2019年10~12月期では1%を割り込んでいます。

後発の楽天は大手から顧客を切り崩すために、低価格で分かりやすい料金プランにする必要があると判断したもようです。

スマートフォンでの動画の視聴などが増え、データ量の大きいプランが主戦場になりつつあるため、大容量プランで思い切った低価格を打ち出します。

これは当然ですよね、5Gが当たり前になる今後。それを見据えたプランじゃないと客は付いてきません。私は家では、光回線ですが、出先ではどうしようかと検討中です。今は、格安SIMで、2人で6GBぐらいで十分すぎますが、今後はどうしようかと思っています。

値下がりを期待

大手3社の寡占状態にある国内の携帯電話市場に、第4の携帯電話事業者として楽天が低価格で参入することで、政府が国際的にも高いと指摘してきた通信料金が下がる可能性があるのは嬉しい限り。

楽天は電子商取引(EC)や金融、スポーツ事業など70以上のサービスを展開し、1億人の会員IDを持っています。

販売するスマホに自社の各種サービスを標準搭載して、グループ全体での顧客の囲い込みを強める狙いもあります。

楽天は当初は19年10月に携帯電話事業を本格開始する計画でしたが、基地局の整備の遅れなどから延期したのはご存じの通り。

その後、東京と大阪、名古屋などで無料の試験サービスを展開しながら基地局の整備を進めました。

2月中旬時点の基地局は東京23区と大阪市、名古屋市を中心に3300以上になり、3月末までの計画(3432局)を達成できる見込みになり、4月中に東名阪などで有料の商用サービスを始めます。

ただ、通信のサービス品質の改善は大きな課題。

楽天の試験サービスでは、東京都心の駅前でもつながらない場所があります。

大きなビルなどでは屋内まで電波が届いていないケースも多く、携帯大手3社のカバーエリアに追いつくには、さらなる基地局の整備が必要。

楽天は25年までに携帯電話事業に6000億円を投じ、26年3月には全国に2万7000局超の基地局を整備し、サービスを全国に広げます。

ただ、当面は三大都市圏以外の地域ではKDDIの通信設備をローミング(相互乗り入れ)で借りる契約を結んでいるのが実情。

楽天の顧客がKDDIのネットワークで1ギガバイトのデータ通信を利用すると、楽天がKDDIに465円を支払う契約。楽天は当面、赤字で携帯事業を運営することになりそうですね。

楽天はクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ技術を世界で初めて通信ネットワークに全面的に採用するなどしてコスト削減に取り組んでいます。

価格の安い汎用サーバーにソフトウエアを搭載し、高価な専用機器と同等の機能を持たせることができます。

ただ、昨年12月10日と今年2月17日には携帯電話の試験サービスで通信障害が起きており、通信サービスの品質の安定も求められています。

楽天は、株主優待も全然魅力的ではありません。携帯電話事業では是非、思い切った魅力的なプランを立ち上げて、私を含めた他社の利用者を引きずり込んでほしいものです。

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